工藤のきまぐれコーギ日誌(思いついたとき更新)

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ひっこしました。
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2009/12/30 仕事納:

家族と夕食を済ましてから、のこのこと研究室にやってきました。

今年もこれを読んでくれている人にはもれなくCDのプレゼント!!のかわりに1枚紹介。よかったら、自分で買って聴いてくれい。

今年は、

  Tom Waits の Closing Time

だ。今、その中の、

  Ol' 55

って曲を聴いてマス。40年近く前の曲なのに色あせず、あったかい。というか、ほんとうにあったかいものは色あせないのかもしれない。徹夜してしまった朝なんかに、どうぞ。

  Now the sun's coming up, ...


たまりにたまった宿題の端っこをなめて、今年の仕事はおしまいです。

今年出会えたみんな、引き上げてくださったみなさん、ありがとうございました。

どこかの国の政治家を笑えないほどの先送りで、おぞましいほどの「やらねば」がたまってしまった1年でした。その成果の積み上がった塔を眺めながら、今年の仕事はおしまいです。

あ、もう大晦日になってしまったので帰ります。寒い寒い長野の田舎に帰ってきます。しばらく音信不通になります。


では、よいお年を。


2009/12/29 学生が勉強に来た:

だいぶ前に学生は休みに入り、ダイガクは誰もいない(校舎には鍵がかけられている)が、今日も我が研究室に出入りしている学生が勉強に来て、しばしコンピュータを睨んで帰っていった。

どこの大学も、がんばるヤツは相当がんばるし、化けるヤツは相当化ける。

こういうヤツらが幸せになれなければおかしいと思う。そういう世の中になるよう、僕らの世代はふんばらなければいけないと思う。


2009/12/25 お客さん:

トーキョーダイガクのキョージュさまが直々に我が研究室にいらっしゃり、打ち合わせ。10年前に終わったと思ってホッポリ出していた研究を、もういちどしっかりやれとのご薫陶を頂いた。その頃は見向きもされなかったのに・・・(怨!?)。来年は、国の断層を調べる委員会にも入ることになりそう。

新幹線にはたくさん乗れるが、そんなことを喜んでいる場合ではなさそう。


2009/12/22 こんなところに真の学び舎が:

ナゴヤの某文化センターで、地球の話をして来ましたが、今日でおしまい。

参加者の多くは、人生の大先輩で、大きな仕事を終えられ、

「もう一度勉強しようか。」

という方々。

真剣に耳を傾けられ、終わったらなんと拍手。
こちらこそ、心打たれました。参りました。


2009/12/20 サンフランシスコに行ってきました:

アメリカはサンフランシスコで、今年も世界の地球オタクがあつまりました

今年驚いたのは、中国の研究者の数と勢いです。
僕らは、国の税金の援助も頂いて大学のコーギも休講にさせていただいていくことを陰に陽に身にしみながら、

「それはムダじゃないですか〜」「目的はなんですか〜達成できますか〜」「補講はできますか〜」

などなどの声をききながら、申し訳なさそうに出て行くのに対して、中国の人たちは、ドンドン出て行けと言われ、こういうところに出て行って発表すればするほどドン!と給料が上っていくのだそう。

何か別のところにモチベーションがある方々と同じ場所に居合わせてしまったような感じ。

国の勢いの違いがそのまま、胸を張る人たちと、うなだれる人たちとによって、ここでも透けて見えるような気がしました。

さて、
「好きだから地球科学やってんだ。」
という意識を、もういちど持ち直すために、今日何をしようか。

※正式には、米国地球物理連合2009年秋季大会といいます。


2009/11/14 ジュニアセミナー終了:

隔週土曜開講のジュニアセミナー「地球探検コース」が終了した。

グラウンドに出て地球の話をしたり、
光ファイバーでテレビ石をつくったり、
石膏で化石のレプリカをつくったり、
ひとりひとりが今ここに生きていることが奇跡であると感じたり、
した。

5回もやると、さすがに愛着がわいてきて、

「みんなそのまままっすぐに生きていけよ〜」

ってな気分になった。

今回は3名のサポート(ヒロキ(うたのおにいさん)リサ(うたのおねいさん)タツアキ(たいそうのおにいさん))ががんばってくれた。とくに、話の途中で小学生の中に溶け込んで、こちらが気付かないいろんな生の声や改善点を伝えてくれたので、とても勉強になった。セミナー本番だけでなく、その前後の作戦会議や予行演習で、

「ホンマに出来るんかいな?」

的なアイディアを全て実現してくれた。

ありがとう。ありがとう。

そして参加者のみんな。元気で! 今ここにいる事は、超ラッキー!!!


2009/10/28 達人?:

県の教育委員会から小生は「地球の達人」と呼ばれ、毎年小学校へ派遣されている。「達人」と呼ばれている事は、同業者には伏せている。なぜなら、ぜんぜん「達人」ではないからだ。

この呼び方はすごくハズカシイのでやめてほしいが、小学校で子供たちのキラキラした目を見るのは心洗われる(今年は一人ウトウトしてたけどね。)。

今年は長沢小学校にお邪魔して6年生と地球の話をした。自然豊かで静かなところに立つ、なつかしい感じの小学校だった。

化石を触ってもらいながら話をしたら、
「これはいくらですか?じゃあこれは?」
と、値段ばかりを聞く子がいて、
「おじさんは化石のセールスマンか?」
と(心で)つぶやいてみたりして・・・。

終わったあと、小学生時代には入れなかった校長室に呼ばれ、校長先生や担当の先生と小学生の話や、大学生の話をした。

テレビのニュースでは、悪い学校の先生の話ばかり、優等生が先生に告げ口をするような顔して伝えてるけれど、世の中には、子供のことを一生懸命考えている先生がいっぱいいるぞ! 大学にだって!!


2009/9/22 聴講生:

秋学期のコーギがスタートしました。

また最初からだ。
おじさんはしつこいぞ。見込みのあるヤツには、何度だって注意するからな!

今学期はひとつだけ、困ったこと、というか、とまどっていることがあります。

「聴講生」という、私より、(たぶん、いやぜったい!?)年上の方々が通常の参加者に交じって参加されておられて(考えただけで言葉づかいがおかしくなってくる〜)おられられま〜す。

学生相手だと思って、おじさんはエラソ〜に人生まで語りながらコーギしてきたけれど、人生の大先輩を前に、さて、どうしたもんか。。。調子でないなあ。


2009/9/19 ジュニアセミナー:

今日から隔週土曜日は、ジュニアセミナー「地球探検コース」。

地域の小学生たちがぞくぞくと集まった。

おとーさんおかーさんたちもうしろにあつまった(気がつくと同世代じゃん)。

今年は「地球の科学A」受講者の中から、精鋭(?)3人のおにーさんおねーさんがサポートしてくれている。ヒロキ(うたのおにいさん)リサ(うたのおねいさん)タツアキ(たいそうのおにいさん)たのむぜ!!

今日は天気がいいので、グラウンドに出て地球の話。

地球に立って、地球の話をするのは気持ちがいいなあ。


2009/8/21 教員免許更新講習:

学校の先生方が大学で講習を受けないと先生の免許が取り上げられてしまうという制度が始まった。

ひとごとだと思っていたら、ダイガクから、
「おまえ講習やれ」
と言われた。

「ちょちょちょちょ〜っと!  ヤ〜マ〜ネェ!!」(しつこい!?)

まあ、こんな機会もなかなかないので、全力で先生方に地球の話をした。が、時間超過。

僕らのギョーカイでは、勉強会では、時間の目安より、とことん出し合うのが誠意。
学校の先生方は、制限時間内でいかにまとめるかで苦労されているし、チャイムと同時に終わるのが常識。

結果、後のアンケートでは、苦情出たみたい。

来年は、もう少しお楽しみ会的にやろうと反省する。


それにしても、

講習を受ける側は、
休みに自腹で料金を支払い、決められた時間数をこなすために聞きたくない話まで聞かなければならないといった浮かない表情。

講習をする側は、
講義期間が終わり、これから研究のかきいれ時という時に中断を余儀なくされ、何度も呼び出され、書類を書き、準備をし、焦る気持ちで採点をし、オレ何やってんだろうと浮かない気持ちで成績報告書をつくる。

といった雰囲気はなんとかなんないのかね。どうせやるなら。


当事者の「前向きな気持ち」に頼りすぎている制度だね。それでも現場は全力でやるけどさ。。。


2009/8/18 仙台出張:

トーホクダイガクにお邪魔して、研究の打ち合わせをしてきたぞ。またたくさん宿題を頂いて帰ってきたけれど、秋学期のコーギもガッツリやらねば。ああ「やらねば」がドンドンたまっていく。。。

仙台は、もう涼しかったよ。

途中の新幹線で食べた牛タン弁当があまりにもうまかったので、買って帰って家でも食べたよ。せめてもの気晴らしが「食」に行くのはヤバイか。


2009/8/6 採点地獄おわる:

いつもの事なので、もう書かん。過去のページでも見てくれい。


2009/7/22 日食:

きょうの天気は曇り。。。

「ああもうだめだな。」

部屋に引きこもっていたら、外で歓声が。

「ちょちょちょちょ〜っと!  ヤ〜マ〜ネェ!!」(何ソレ!?)

と言いながらクルマへダッシュ、ア〜ンド、三脚たてーの、、、えっ!?
カメラ忘れた・・・。

悔しいから写メで上を向いてる人々の写真でも・・・。

でも、いい具合に雲がかかって、太陽メガネがなくてもみんなが日食見れたね。

よしとしよう。


2009/7/3 インフルエンザ休講:

そして誰もいなくなった。

しかしよくもまあ、地球の裏側でブタさんからヒトさんに乗り換えたウイルスさんたちよ。よくぞココまで、とは言わないが、人間の作った飛行機に乗って世界へ進出し、短い時間のうちに、今日は足元までいらしたわけだ。あなた方は完全に猛威をふるってしまうと自分たちの居場所がなくなるから、適当なところでまたひっそりと、居なくなったフリをするんでしょ。たいした連係プレーだ。世界ウイルス会議の決定が、これまた瞬時に人間の作ったインターネットかなんかに乗って発信されてるんじゃないのかね。

おかげさんでコーギは1回休みになったけれど、この時期の1回は、痛いなあ。

これからこんなことが何度もあるのだろうか。誰かが感染するたびに「そして誰もいなくなる」んじゃ、まいったな。


2009/6/6 野外教室:

今年も野外教室バスツアー。心配した天気もなんとかなり、木曽川の川原を歩いたり、地層をホジホジしたり、恐竜博物館のテラダ博士(同級生!)のありがたいお話を聞いたりしたぞ。あこがれのバスガイドさんのまねもできたぞ!?本物の観光バスで。

今年一番うれしかったのは、
みんなが恐竜博士にたくさんの質問を浴びせて(!?)くれた事。

「現場に行く・見る・触る・そこで聞く」

これを始めたイチジロー先生が掲げた旗のとおり、今年は出来た気がする。

みんなありがとう。
本学に来たからには、みんなが地球スケールの心を持ってとびたってってもらうぞ!!


2009/5/31 野外教室の下見:

コドモを連れて、来週に企画している野外教室の見学地を下見して来た。一年ぶりの木曽川河畔は草ボーボーで、これではとても大勢を連れて前には進めない。毎年恒例になったとはいえ、下見はしておくもんだ。

最適なコースを探しながら、ガッツンガッツン“道”を作って来た。と言うか、大暴れしながら草をなぎ倒して来た。

目的の地層は健在。コドモ相手に一通りの解説をし、スルドイ“質問”も頂き、当日の予行演習もバッチリ!?

参加者のみんな、楽しみにしてろよ!!


2009/4/15 建築防災:

片岡先生にお呼び頂き、建築学科のコーギに乱入、ではなくて、出講してきた。

学科の先生の、「学生になにか持たせてあげたい」という熱意が伝わってきて、ちょっと力が入ってしまった。“空回り”になっていなければよいのだけれど・・・。

学科からの要請で、今年は演習もアリ。おつかれさんでした。

概ね熱心に取り組んでくれている感触を得ながら最後まで行ったけれど、中には最初から“撃沈”している人もいた。話しのおもしろさで興味を引きつける『太陽政策』で臨んだが、道半ばでゴング、ではなくて、チャイム。といった感じ。「もう一度チャンスを〜!!」と叫びたい気持ちを押さえてマウンド、ではなくて、教壇を降りる。

少しでもお役に立てていればよいのだけれど・・・。

今度登板の機会を与えていただけたら、今度こそパーフェクトピッチングで!

それまで走り込むぞ! ちがうか!?


(→片岡先生から写真をいただきました。→)


2009/3/19 アウェイ・アウェイ:

学生諸君はダイガクと言うのは休みのときは休みだと思っているだろう。

が、

今月は、
研究センターの成果報告書の編集、来年度の「ジュニアセミナーちきゅう探検コース」の計画、「教員免許更新講習」の計画、「野外教室」の企画と根回し、大学のシンポジウムと研究成果報告会でのプレゼンテーション、エヒメダイガク出張、トーキョーダイガク出張、教室の研修旅行(おっとこれはちょっと息ヌキ)、トーホクダイガクの先生と勉強会、および各種くだらない会議(おっと言いスギ!ピ〜!!!)・・・と、2、3日ごとにアタマを切り替えなければならないハードスケジュール。でも昨日で一段落。

(コドモの頃こんなにたくさん新幹線に乗れたら大喜びだっただろう。)

今日の日をどう迎えることになるのか、全く見当がつかなかったけれど、予定にネジ込んでしまえば何とかなるもんだ(なったのか・・・?)。そして結構楽しかった(なんて書くと、もっと仕事が降ってくるのか??)。

と、いうわけで、今日はずいぶん後回しにしてしまった博士研究員カワムラ君との論文を仕上げた。遅れてスマン。すんなり審査を通るといいのだけれど・・・。


2009/3/15 こんにちは:

街で、見覚えのある学生に、
「あ、クドーセンセ、こんにちは」
と言われた。毎年大勢の学生と付き合っていると、即座に名前が出てこない。スマン。
が、
こういうコトが実はとてもうれしくて、

「今日はこれでよし!」

ってな気持ちになれたりする。

逆に、

すれ違ったあとにヒソヒソ声で
「チキューノカガク、チキューノカガク・・・」
と聞こえてくるのは、結構こたえる(前に書いたか?)。


2009/2/13 卒研発表会:

今年は、このダイガクへ来て初めて担当した卒研生の発表会。これまでも実質的には何人かの卒研のお手伝いはしたけれど、自分に責任があるのとないのとでは大違い。

前日まで何度も発表練習をして臨んだ彼の発表が始まった。
が、
なんか調子がヘン。ずいぶんタドタドシイところもあり、

「あれおかしいなあ?」

と思ってよく見ると、彼は原稿を見ないで話をしている。練習では原稿を作りこみ、それを見ながらなんとかこなした。うちへ帰ってその『チャレンジ』を思い立ち、本番にあわせてきたのだ。必要な数字も暗記しているではないか。よしよし。

気付いた人は少ないかもしれない。ずいぶん頼りない発表だと思った人もいるかもしれない。でも彼は終わった後もそのことについてなんらアピールも言い訳もしない。不器用ではあるが、信用できる。本学の学生らしい。

そういうところはゼッタイ誰か見ていてくれる。これからもくじけるな。

残念ながら彼はまだ卒業単位が揃っておらず、悪戦苦闘中(教授会に出ていると分かってしまうんだ)。どう転んでも、ここで苦しんだ分は財産だ。くじけるな。


2009/2/11 採点終わる:

やれやれやれ。

今年は大幅に採点が遅れてしまって、
今ダイガクの成績報告システムにアップロードしました。

シメキリギリギリ間に合った(正確には0時を過ぎてしまったので違反)。

と言いつつ去年の今ごろの「コーギ日誌」を見てみたら、同じことしてた。

答案をのぞいてみたら、
いつもの事だけれど、伝わってなかったことがそこここに・・・。もう一回やらせてくれ〜。

あそこどうだったんだろう?って人いたら、訊きに来な。9号館2階。

ただし、
今年も終わってからの点数の交渉は一切ナシ。


2009/2/7 バイト:

家族で夕食に出かけた帰りのとある店で、我が研究室に出入りしている学生がバイトしてるところをミーッケ!!

あまりに一生懸命仕事してるので、声かけられず。

しかしずいぶん立派だな〜。なんか 不思議。といっては失礼だが。もう大丈夫だね。


2009/1/26 また1年:

あれからまた1年たちました。まだまだ。まだまだだね。


2009/1/16 試験:

今年度のコーギは終わり。今日は試験カントク。

毎度の事だけれど、シーンとした中でエンピツコツコツの音を聞いていると、全て許せてしまう。

そうやって今年もまただまされるのだ。

みんなが作りこんだノートには、熱がこもっている。今はもう用ナシかもしれないが、どうか棄てないで。タンスの隅にでもとっておいて下さい。そして引越しの時、結婚の時、家出の時(?)、バサッと落ちてきたら開いてみてください。一瞬でも地球のことを空想したその感触が、いつまでもこもっているから。


さ〜て、採点地獄だョ 全員集合!! 意味わかんね〜。


2009/1/11 意味・・・:

2歳のムスメに
「イーミワカンネ〜!」
と言われた。

(そりゃわかんねだろうよ。)

アニキの仕業にちまいない。


2009/1/8 誕生日:

まいどさびしいたんじょうび。

が、

仕事を手伝っていただいている(というかほとんどやっていただいている)会社の方から、プレゼントいただく。

このページを見ていて不憫に思ってくださっていたらしい。

お気遣いなくと言いながら、お気遣いはうれしいものデアル。でもお気遣いなく。


2009/1/5 明けましたが、何か?:

毎年末、ここに「よいお年を」のあいさつやお礼を書くのだけれど、今年は、ではなく昨年は、うっかり忘れてしまって、気がついたら明けてました。明けてましたので、おめでたい人はおめでとうございます。はい。

早速今日はソツケン2人の特訓。約1名風邪で撃沈(なんだかうつった気がする・・・)。こいつら決して休まないところはエライ。就職先からの内定取り消しの知らせは、来なかったみたい。

さあ自分を磨くまたとないチャンス!
この一月が地獄の一月にならなかったら、一生後悔するぞ。


2008/12/24 宿題:

留守にしていたら、いろんな会議の予定、休講分の補講、自分が開かなければいけない会議の調整、書類や宿題のヤマが待っていた。これは1月まで尾を引くなあ・・・。

見かねた事務のシロヤマさんが書類ひとつ代わりに作ってくれた。

ありがたい。


2008/12/22 アメリカで学会:

腰にバクダン抱えていたが、本物のソレではないので、飛行機には乗せてもらえました。
1週間、サンフランシスコの学会に参加して来ました。

空き時間にはY岡教授とMacBookを並べ、
「ビデオ会議はどうやったら出来るのかねぇ?」
という話になった。

この人のよいクセかわるいクセか、いつもの
「今、やってみようか。」
がここで飛び出す。異国の国際会議場の隅で、ナゼかビデオチャットの勉強始まる。

おかげさんで、お互いのパソコンにお互いの映像を映しながら話が出来るようになった。

今度コーギ中にわからないことがあったら呼び出すからね!(大スクリーンに映すぞ!!)


2008/12/7 ギックリ腰:

2しゃいのでぶちゃんを風呂から上げようとしたらカクン!
そのまま2日立てず。

来週のアメリカの学会行き飛行機にはなんとしても乗りたい。横になったまま準備をすすめる。

けれど、いろんな雑用に包囲されている研究室に居るより、仕事はかどる。

火曜のコーギには、這ってでも行くから待ってろよ!!


クシャミをガマンしてず〜っとハフハフしているのか、一時の激痛に悶えながらハフハフから開放されるのかは、
「自由だ〜っっ!!」
ギックリゴシ イズ フリーダ〜ム♪♪


2008/10/31 学園祭の準備:

が始まった。夜のキャンパスで、みんないい顔して飛び回っている景色は最高だ。

いい大学だ。


2008/10/28 ナワバリ:

おいらの今学期のナワバリである1512コーギ室に入ったら・・・。うっ・・・臭い・・・!なんだと思ったら、学生がりっぱなネコのうんちを発見。ナワバリを誇示するかのように、オシッコまでひっかけてあった。最寄のトイレからトイレットペーパーを拝借。ブツを回収し、トイレに流す。ネコのソレが水洗トイレから流れていく光景を初めて見た。

かくして不肖ワタクシめは、今学期ネコとナワバリ争いをするハメに。負けるもんか!!

本学の地球の科学は、いろんなところで足を引っ張られるが、ネコよ、お前もか!?

正面から勝負を挑んでくる分、ずっと立派だが。


2008/10/16 カケンヒ:

おかしな光景デアル。

この国でケンキュウする人たちは、毎年この時期になるといっせいに作文を始める。

「これこれこういうケンキュウするからお金(税金)ください」というお願いのシメキリが近づいてくるのだ。書類を書くだけではない。少し前までこの書類は、1ページずつ、端をノリでひっつけて冊子にしないと受け付けられなかったので、みんな手をベタベタニしてイライラしていた。最近はインターネットを使って申請ができるようになった。今度はパソコンが指示通りに動かなくてどうにもへんてこな書類が出来上がってしまったり、そもそも受け付けられずに何度もはねられたりしているお気の毒な方がちらほら・・・。パソコンを殴ってしまうのではなかろうかというくらい煮詰まっている先生もおられるから、学生諸君はこの時期よーく先生の顔色を観察しながらおつきあいするように。

こういう時こそ、じっくりと自分の将来のケンキュウについて夢とともに語りたいところだが、現実が、ほんとに目の前のしょーもない現実がジャマする。ちくしょー!現実のバカヤロメ!!

おいらも今2件の申請に関わっている。「ああ今日はたくさん仕事したなあ!」なんて充実感がこみ上げてきたが、次の瞬間ゾッとした。キレイな書類が出来ただけで、今日一日何も進んでいないではないか!

がっくし。


2008/10/14 中間発表:

そろそろソツケン(マツケンではない)の中間発表をしなければいけないのだという。オイオイ聞いてないよ。大慌てで帳尻合わせる。本人あまり慌てていない。大物。

そろそろ修羅場をかいくぐってもらう。


2008/10/11 ジュニアセミナー:

ジュニアセミナーというので、小学生が本学に集って半日地球の話と工作をした。今回は不測の事態。とても熱心そうな『ご父兄の皆様』がたくさん付き添いで来られた。ワタクシメが一番苦手とする種類の方々・・・(きいてないよー)。これでは小学生を小突いたりもできない。いやいつもしてませんから。ハイ。 広い会場なのでまわりに座ってもらった。

考えてみたらおとーさんおかーさん、おいらと同世代じゃん。あ、そうか、うちにも小学生のガキがいるじゃん。そう考えたらなんだか楽しくなってきて、子供たちに話す振りをして、いくつか周りの大人たちの心にちょっかい出すような話もしてみた。それにしてもご父兄さんたち、すっごく大人に見えるなあ。チョイハズ。

話しているうちに、いろいろ考えてほしくなって、またしても余分なことをたくさん言ってしまった。学習効果ナシオちゃん。


2008/10/10 コーギの前:

秋学期のコーギが始まっている。今期もなかなか前向きな人たちが集まってくれた。

今学期は昼休みの後のコーギが2つ。どちらも早出特打ち!? 昼食を持ち込んで、毎回地球のビデオ上映会をすることにした。

火・金の昼休みは1512に集合だ!!

集まってくれるかな?(けっこう弱気)


2008/9/18 論文:

アメリカからE-mailがポヨーンと来た。
「審査を受けていたあなたの論文が科学誌に掲載される運びとなったことをうれしく思います。」
ってなことが書いてある。

私もその運びとなったことをうれしく・・・どころではな〜い! やったやったーー!!!

こういうのは何度あってもよ〜い!

ただ今回のは、一緒に書いたフルモト先生のアイディアが光ってのものなので、勘違いしてはいけない。まだまだ迷惑かけっぱなしのチンピラ学者ですが何か?

感謝!感謝!!


2008/9/10 地球の達人!?:

どういういきさつかよく分からないまま、不肖ワタクシは県の教育委員会で「地球の達人」になっちゃってるのだ(先生とか同級生に知られたらチョーハズカスィー・・・)。

今日は達人を小学校にハケンするという授業で、愛宕小学校にお邪魔してきた。街の中の小高いところにポツンとある小学校を見つけ、車から降りるとなんだかとてもなつかしい気分になった。ニコニコの校長先生をはじめ、先生方が廊下を通るとみんなが話しかけてきて、ひとつひとつに答えるものだから、なかなか前に進めない。そういう小学校だ。どこにでもありそうで、どこにもなくなったような。

担当のカラサワ先生は、事前に導入の授業をしておいてくださったり、ダイガクまで打ち合わせに来てくださったり、こどもたちのために一生懸命なのが伝わってきて、こちらもガゼンやる気が出てしまった。

そんなわけで、肝心の授業は、あれもこれもと思っているうち、給食の時間に食い込んでしまった。ゴメンナサイ。私を呼ぶとたいがい、こういうことになるのです。

そんなこんなで、みんながいたから出来たQ&A集はコチラ

そんなこんなで、まっすぐな小学生の、まっすぐな視線ビーーームを浴びて、心洗われた一日でした。みんなありがとう。


2008/8/1 東京出張:

トウキョウダイガクという立派なダイガクに呼ばれ、これから始まるプロジェクトの打ち合わせをしてきた。地球の業界はまだコクリツダイガクや大きなケンキュウジョの人ばかりで物事を動かしているようなところがあり、今回も会議室にシリツダイガクは独りだけだった(ココロボソ)。

久しぶりに1日中人の話を聞いた。とてもワクワクする話がいくつかあった。そのあとの懇親会でも、あたたかく仲間に入れて頂いてとてもうれしかったけれど、ご期待に添えないのではという強烈な不安がいつも背中にくっついている。もう20年もそんなくりかえし。いつもその場しのぎで、追い詰められなければやらないことのツケであるのは重々承知だが、一生このパターンか。


2008/7/18 試験:

春学期のコーギが終わって試験。静まりかえったコーギ室にエンピツの音コツコツ。試験監督を手伝っていただいたオーキド先生と、「この姿見ちゃうと結局全て許せちゃうんだよね。」という話。


2008/6/11 真夜中のダイガク:

ただ今夜中の1時30分。キャンパスのどこかから、ギターかき鳴らして歌う声が聞こえてきた。

自分も学生時代、やったことがある。今はとても出来ない。なぜだろう。あたりまえか。あたりまえって、なんだっけ。


2008/6/10 やるじゃん硬式野球部:

本学の硬式野球部が初めて全国大会に出場し、一回戦をサヨナラ勝ちした。メンバーの中には「地球の科学A」の受講者もおり、遠くから念力を送った(が、あまり届かなかった様子・・・)。
今、研究室前の広場には早朝からバスで駆けつけた大応援団が帰ってきた。東京ドームの熱気を少し運んできてくれた。

やるじゃん! もうこうなったら全部勝っちゃえ!! 天下とっちゃえ!!!

勝利の瞬間、こっちはゼミの最中。みんな気もそぞろ・・・。常連校はこういう時、粛々と授業は授業で進んで行くのだろうが、なんせこっちは初めてなもんで、先生たちまで浮き足立っちゃってマス。まあダイガクだもの、こういうときもたまにはあってよいか。

選手のみんなには、技術だとか戦術だとか肩の調子だとか一度忘れて、ガキの頃ただおもしろかった『野球』を胸に、球場に入ってもらいたいね。たくさんの子供たちが憧れる野球選手を、憧れの場所で、大学まで続けられるのはほんの一握りなんだから、そりゃあ幸せなもんだ。

こういうとき、出番のなかった4年生のことばかり気になってしまう。

かく言うおいらは、中学3年で野球をあきらめた。って言うか、野球の方が自分から離れていった。最後はベンチでグローブはめてボール握ってスパイクはいて、出番のないだろう市民球場をじっと睨んでいた。チームが勝つため自分に出来ることを探す自分、ふとレギュラーがここで怪我でもしたらと考える自分、それを責める自分・・・。当時100人を超えるマンモス野球部の中で、野球を見失ってしまった。しかし今思えば、あらゆる自分に気付く、貴重な時間だった。小学校2年からその日まで、エンピツ持たない日はあっても、グローブ触らない日はなかった。

小学生の頃、草むらに消えたボールをさがす時間の異様に長い、日が暮れても終わらない野球が本当に好きだった。


2008/6/10 モグリしゃん、トウメイしゃん:

学会で休講にした埋め合わせとして補講をしているが、ひとつ試してみた。

今回の補講は、
夕方の不便な時間帯に、試験とは関係ない特別番組を参加自由(出席とらない)で行ってみた。

5分の一しか来なかった・・・。

まだまだだね。こういうのが満員になるまでがんばるぞ!

ただ、嬉しかったこと2つ。
とても熱心に参加してくれたことと、モグリさんが居たこと。「補講の知らせを見て興味があったので覗いてみました。無許可で聴講してスミマセン。」との事。『その日レポート』もびっちり書いて置いてってくれた。予備校では、チマナコになってモグリを捜し出し、排除していたのを思い出したが、大学ではうれしい場合もある。いまのところ。

大人数のコーギでは、ときどきモグリさんが聴きにきてくれることがある。『その日レポート』にちゃんと名前まで書いて出してくれることがある。
が、
名簿にない名前のレポートが混じっていると、採点の時すごく時間をロスするので何とかしてくれい。欄外に「モグリですが何か?」とでも書いておいてくれい。

一方で、
最近、明らかにコーギには居なかったのに、ちょろっとだけ書いた『その日レポート』が提出されているトウメイさんが出没。『その日レポート』は出席票ではなく、「その日何を考えたのか、何を受け取ったのか」、「どう参加したのか」、しか見ていません。観念して姿を現したまえ。


2008/6/1 ナイトウォーク:

すっかり本学の恒例行事。そしておいらの恒例苦行!?
今年も恵那まで42km、徹夜で完歩したぞ〜!!

我が研究室の卒研生2人には、ナイトウォークを『必修』とした。我が研究室チーム名は、その名も『地球不思議発研』。この名前を運営委員会に登録した彼はその後ハズカシくなり、当日までチーム名を明かしてくれなかった・・・。

我がチームは夜明けとともに先頭集団に食い込み、最後の登り坂では一番乗り目指して駆け上がった。私を置き去りにして・・・。

去年走れたのになあ・・・。と、ちょっとショックであるが、二人は、実にたくましいぞ!


2008/4/18 案の定:

今年度の全ての担当コーギで、参加希望者が定員オーバーしてしまったみたい。参加しようと思ったが、できなかったという声を聞いた。一般企業だったら、売りたいものがあり、買いたい人がいる場合、売らせてくれるのになあ。


2008/4/11 教員の目線カメラ:

今年度の「地球の科学A」は、メディア教育センターのハイテク教室を使わせてもらえることになった。5つのスクリーンを別々に使えたり、隣の部屋から複数のカメラをあやつり、録画できたり、ディスプレイに手書きで落書きできたり、その他おもちゃ満載。全部使うぞ。コーギも毎回録画していただき、こちらも勉強することにした。ノザキさん、よろしくね。

今日は、「教壇からはこんな景色が見えま〜す!」ということで、おいらの目のヨコに小型カメラを当てて、コチラから見える景色を大型ディスプレイに映しながら話をしてみた。意外となんでも見えちゃうことに気付いて背筋を伸ばすひと、無邪気に手を振る人、下を向いて固まってしまう人・・・。

今年のテーマ:立場の共有。


2008/4/3 コーギ減らされてしもた:

今日は入学式でたくさんのフレッシュな顔を見たり、教員の総決起集会(?)があったりで、今年度もいっちょやるか!といった感じ。

が、

今年度は2つ、新しいことがあり、また振り出しに戻った気分。

ひとつは、
本学で「突出したレベルのプロジェクトの研究者4人」の中に、なぜか選ばれてしまった。ぜんぜん突出していないのでとまどっているのと、大学から「担当コーギを減らしてあげるからたくさん研究してね。」と言われ、やはりとまどっている。大学の偉い方にもすれ違いざま「よかったですね!」なんて言われた。大学としては、良かれと思ってしてくれたことなので、こちらは「ありがたい」と思って研究しなければいけないが、せっかくうまく行き始めた学生のみんなとの間を引き離されるような気がして、寂しくてならない。「コーギは減らさなくてよいです。」と言ってみたが、それはそれで上層部が困るみたい・・・。「ありがたい」と思って出来ることをしよう。

もうひとつは、
今年度から、学科の枠を超えて、工藤研究室に初めての卒研生が来た。応用化と電子から特例として来た。実は彼らは3年の頃から研究室に出入りし、自主的に単位にならない地球ゼミに参加してくれていた。こっちはたっぷりしごくゼ!!


2008/2/25 ぶたしゃん:

げげっ。
今日は一日、ムスメ(もうすぐ2さい)の『ぶたしゃん』のシールをおケツに貼ったまま歩き回っていた。フクガクチョウの部屋にも行ったなあ。

いつ貼ったんだ?・・・。


2008/2/11 成績報告:

朝までかかって成績報告書をつくったぞ。今日はコドモと遊ぶので、もう帰る。

点数が気になって時々研究室を覗きに来ていた諸君、もう一度覗きに来たまえ。
ただし交渉の余地は一切ナシだ。これまでも採点後に点数が覆った事例は当研究室ではゼロだ。

朝日が眩しい。久しぶりに清々しい気分デアル。
今週は研究の方の報告書締め切り、とある会議、とある会議を進めるための打ち合わせ、とある会議を進めるための打ち合わせに出す書類の打ち合わせ・・・などなどがあるが、今日一日は一切考えないぞ〜!!

あ、論文も今週投稿するんだった・・・。今日は考えないぞ〜っっ!!!


2008/2/10 採点:

成績報告が連休明けということは、連休に仕事せよということざんすか。
いつ終わるかわかんない採点とレポートチェックが続いております。既に5,000枚の紙をめくったぞ。逃避行動の一環として、今これ書いてマス。

みんながいろいろな新(珍?)説を考えてくれるので、どれがホントか分からなくなってきたぞ。こういうのは結構記憶のどこかにこびり付いてしまうので、地球科学者としては相当ヤバイぞ。

本当は微分方程式を使わなければ解けないような内容をグラフで表現してもらったら、ほとんどの人が出来ていてビックリしている。 ってヒント出しすぎか。

●『地球の科学B』受講者で、もしこのページを見ている人がいたらギョーム連絡:
 「半減期」というコトバの部分を「放射壊変」としている人が結構いるのだが、おいらが何か余計なことを言ったのだろうか・・・。全員招集かけたいが、もうみんな方々へ飛び散ってしまってダイガクには来てないみたいだ。

答案を返せるとよいのだけれど、とても無理(人も時間も)なんだよな・・・。


2008/2/9 雪が降った:

いそいそとキャンパスの雪景色の写真を撮りに外へ出た。
フィルムのカメラ(今どき?)なので、現像できたらスキャンして、忘れたころに、ここに貼り付けます。


2008/2/7 『その日レポート』を見ていたら:

『その日レポート』の『通信欄』を見ていたら・・・。

  「全球凍結歓迎!
       by スキー部」
  「全て雪に埋まって斜面はほとんどありませんけど、よござんすか?
       by 工藤」


『その日レポート』の『通信欄』を見ていたら・・・。

  「この講義を聞いて、雑学ってなんてすばらしいんだろうと思いました。」
  って、雑学かい!




2008/1/29 午前0時を過ぎても:

ただ今午前1時30分。
仕事を手伝って頂いている民間の会社の方に、先ほどe-mailで要求を送信すると、即座に返答ありでギョッ!!

「いや、あの、明日でいいんです・・・。」

何処も大変だなあ。
僕らは研究に没頭すると明け方まで研究室に居る事はあるけれど、基本的には好きでやっている(時々それを忘れて怒りくるっている人もいるが・・・)のだし、仮眠してくることもできる(あ、本当はいけないのか?)。が、いつ、どんな仕事が来るかわからない、好き嫌いも言ってられない。スケジュールもお客に合わせる・・・。そうやって会社を守り、家族を守っている人達もいるのだ。

実は今、日本のダイガクもいろいろ大変な時期をむかえ、そこで働く人はみんな「急がしい、忙しい、イソガシイ」と言い出した。そういっていないとどんどん雑用を押し付けられてしまうので、『自分はイソガシイんだ』ということを、どこかの島の鳥たちのように鳴き合っている変な光景が方々で見られる。この『イソガシイゾ競争』はとてもつまらない。さらにアホな研究者がそんな中へ入っていって「この研究楽しくてサ」などと吐いた日には『自称イソガシイひと』たちの目がキラリ・・・。そして本当にイソガシイ人は何処にいるのか分からなくなった。

死ぬほどつらい時でも、「楽しいぜ」「シビれるぜ」と言っていられるところにいたいけど、夢のようなはなしかね。

とにかく会社の方、余計な仕事を増やしてしまってスミマセン。


2008/1/26 あれから1年経ちました:

学生のために仕事すること、引き継げているだろうか。

正しいと思っているコトをコトバにできなかったり、人を許せなかったり、言い訳を聞いてほしかったり、認めてほしかったり、そういう時がまだまだあるよ。まだまだだね。


2008/1/8 誕生日:

だけど、コーギ3つ、ゼミ1つ、会議1つ。
「おめでとう」をくれたのは、A○A Mileage Club からのメールのみ・・・。さぶ。
まあ、おめでたい歳でもないが。


2008/1/7 今年は日本語で世界制覇か!?:

遠くフランスはリヨンから、親友がこのページをのぞいてくれていることが発覚。

おおお、届いているのか、世界に。だったら今年も発信しちゃおうじゃないの

年に1度、一言、時差つき会話を交わすだけの親友。学生諸君には信じることができるかい?
本物の友情には、距離が必要なんだぜ。


2007/12/29 仕事納:

今日で今年の仕事は終わりです。しばらく一切の交信を遮断するナリよ。(コロちゃんか!?)

今年もたくさんの事が怒濤のごとく目の前を過ぎていきました。
今年も地べたに這いつくばっているおいらをときどき引っ張り上げてくださった方々、ありがとうございました。まだ立っています。今年は会うことが出来なかった親友は元気だろうか。

今、全部読むからと約束したみんなのレポートをめくりながら、来年早々伝えなくちゃいけない言葉を考えたり、伝わらなかった言葉を反省したり、勇気をもらったり、謝らなければいけないことが見つかったりしているところ。今日はテキパキと点数だけ付けるマシーンになろうと決めてきたのに、つい読み耽ってしまってなかなか終わりそうにない。今年もいろんな事を伝えてくれて、ありがとよ。本当に育てられていると感じるよ。感謝ナリよ。(コロちゃんか!?って誰だそれは??)

毎年この時期になると、やっとみんなが読む側に届く文章を書いてくれるようになるけれど、年が明ければ試験が始まり、またあっさりとお別れだね。こんな教員がいたことを、覚えていてほしい気持ちもあるけれど、君たちにとってはこんなつまらんコーギなど完全に記憶から吹っ飛ぶくらいドラマチックな人生であるといいね。でもまあ、何かの折に一瞬でも思い出してくれい。

これを読んでくれている人にはもれなくCDのプレゼント!!と思ったけれど、やめにしよう。最近はオジサンのおこづかいより学生の方が・・・。以下、よかったら自分で買って聴いてくれい。うちのカミさんには不評であったが。

この時期はいつも、
 John Lennon のアルバム Imagine
を聴いているのだが(第九か!?)、
今年は、

 SION の 20th milestone

だ。

ここで踏ん張ったらきっといつかそのうち
おもしろい事があるような気がするからさ
元気はなくさんさ
  (SION, 20th milestone,「元気は無くすなよ」より)

事務棟の残業の灯りの下にいると思われる方々、ほんとうにおつかれさまです。励まされます。お先に失礼。

みなさま、よいお年を。


2007/12/26 「57日」:

今日は「どっか連れてってやる。」と約束したコドモ(小3)を、約束どおり、研究室に連れてきてやり(!?)、勝手に遊ばせておいた。 こっちは方々からどっさり宿題を頂き、鬱。

最近割り算の筆算を習得した彼は、
おいらの机の上に積み上がった仕事の山と、本日の仕事量を観察し、帰り際、

「全部終わるまでに57日かかるね。」

と教えてくれた。

「・・・」

だいじょうぶだ。 彼はまだ加速度の概念を知らない。


2007/12/17 学会:

アメリカはサンフランシスコでの学会から帰ってきました。
出発前、「これは訊かれるかもしれないなあ」とふと思ったけれど別の仕事が入ってきて調べるのを忘れていたことを、ズバリ訊かれた。

残念!!

留守にしていた分の「地球の科学B」の補講は特別番組! みんなの希望にこたえて、最新恐竜学をちょっと勉強してみたので紹介するよ。


2007/11/21 ユメハナンデスカ?:

最近工藤はコミ科(※)の教材というか、実験材料というか、おもちゃというかになっている。

工藤健を取材して工藤健とは何者であるかを紹介するテレビ番組を作るとかいう実習が行われている。先週はかなりプライベートなことまで取材され、ビンボー時代の事や、コドモやカミさんのことまでペラペラしゃべった。今週はスタジオ(※※)収録。これがまた本格的な役割分担で、アナウンサーいるはカメラマンいるはディレクターいるは、あと何だっけ、キカイいじってる人いるは・・・。みんな詳細に作戦を練って、台本のようなものを手にしている。おいらだけもらってないぞ、ずるいぞ、知らんぞ!

過剰に明るいところに座らされて、アナウンサー学生が何だかかしこまって質問をはじめる。あ、もう始まってんだ、と思い込みマジメに答えていたら、ディレクター学生が「ハーイ、テストOK!」って、リハーサルかい!! 同じことは二度と言えんぞ。

実はギター持って来いと言われて、昔地下のライブハウスでがなっていたヤツを一曲演った。

インタビューの途中で、

   「夢は何ですか?」

と聞かれて、「うっ」と詰まってしまった。彼らは真剣だったので、カッコつけずに正直に答えようとしたのだけれど、コトバにしようとするとどれもウソくさい。

ああそうか。おいら見失いかけていた。

   「夢は何ですか?」

ありがとう。忘れるところだった。そこに近づこうとしていないならば、それは夢じゃないよね。


※ 人文学部コミュニケーション学科
※※なぜかこの大学には地方のテレビ局並のスタジオがある。


2007/11/6 怒鳴ってしまった:

大学祭が終わると、ウキウキモードを断ち切れない派と、疲労困憊モードで撃沈派の2大政党が講義室に出現する。

ギューギュー詰めの大人数クラスの一番後ろの列で、コチラの話にお構いなくしゃべり続ける学生出現。

彼は普段とてもいいやつで、仲間の信頼も厚いし、バイトだってがんばっているのを知っている。でも、今日は行き過ぎた。

こういうコトが許されると思ってしまうと、人生の大事な瞬間におケツ丸見えの人間になってしまう。目つきやしぐさがくすんでしまう。心配な気持ちと、裏切られたような悲しい気持ちとがこみ上げてきた。

迷惑そうに一瞥しながら肩をいからせてノートをとる参加者たちを見ていると、申し訳ない気持ちでいっぱいになった。

そちらばかりが気になってうまく伝えられない。先ずは誰も傷つかないように注意してみたが今日は届かない。

そして、

おもいっきり怒鳴ってしまった。

コーギは中断。彼には一番前の席に座ってもらうまでガマンくらべ。反抗的なコトバも返ってきたが、売り言葉に買い言葉なのでそれは問題にはしない。もちろん話をするというコトは相手がいるというコトなので、彼一人が悪いわけではない。けれど今日一番わかってほしかったのは、彼なのだ。伝わったかどうかはとても心配。

萎縮しなくてもよい人達まで萎縮して、サイテーの講義をしてしまった。。。

こっちだってスゴク後味悪い。こんな事はしたくない。実際このあと1週間くらいは落ち込むのデアル。

でも、さわらなければいけない局面を回避して、コトバだけで理由付けして、うまくいったコーギだけ自慢するお坊ちゃんタコヤローには、ゼッタイになりたくない。「俺にはまだ伸びシロがある」と信じて、反省すべきは反省の日々だ。

ガラ悪く、ウザッタく、しつこいボロボロ教員ですが、何か?

帰りがけ、
「少し言い過ぎた。ゴメン。」
と声をかけてみたけれど、彼は下を向いたまま出て行った。

思う事は、2005年のあの時と同じ。辛抱強く続けるしかないか。


2007/10/2 ゼミ:

くどー研究室の研究に参加してくれる学生が二人、現れた。

ので、

秋学期は地球科学の研究を始めるためのひととおりを学びあうゼミを勝手に開いた。

雑用がごちゃごちゃある日で、昼飯抜きで飛び回ったが、結局自分で召集した時刻に自分が遅れた。スマン。

そして昼飯抜きだったのは僕だけじゃなかった。そこに参加した彼らは初めての発表の準備や下調べのために、直前まで勉強していたのだ。

非常用にカミさんが持たせてくれたどら焼き3つ。1つずつ食いながら、久しぶりに初々しい発表を聞いた。


2007/8/2 採点終わる:

孤独に夜なべを繰り返して、期末試験の採点が終わったぞ〜!!

夜中にまだ終わってないらしいとなりの孤独な数学者にイェーイと自慢したら、恨めしそうな顔されたど〜!!!

さぁーて、論文書かないと。


2007/6/23 野外教室:

ヒロト先生とウエノ先生と、無料バスツアーを企画して、学生たちを野外へ連れ出した。

朝は木曽川ベリを歩いて、教科書に載っている2億5千万年前の岩をさがし、午後は福井県立恐竜博物館へ。

遠足気分でみんなウキウキだったが、途中でレポート用紙が配られ・・・。 へっへっへ、本学の野外教室はタダでは返さないのサ・・・。

おいしいバスツアーに参加したら、特定の思想を持った人たちの講習がはじまり・・・。なんて話はよくあるから気をつけよう。

冗談はさておき、恐竜博物館では普段聞けない話や、普段見る事のできない裏側も紹介頂いた。みんなキッチリ見たこと聞いたこと触ったこと思ったことをレポートしてくれた。

見学時間が少なくて、帰りは物足りなそうな人がチラホラ。

博物館は逃げていかないので、またゆっくり訪ねてみてくれい。

※レポートはとってもよく出来ているので、参加したみんなには自分で持っていてもらいたくなりました。2週間くらいしたら返却するので工藤研究室に自分の分を取りに来てください。


2007/6/3 ナイトウォーク:

本学春日井キャンパスから恵那キャンパスまで42km、徹夜で歩く『ナイトウォーク』に参加した。今年もヨレヨレではあるが完歩したぞ〜。

今回はなんと総長先生が、途中の多治見まで一緒に歩かれた。それも先頭で。「こんなペースでいいのかなあ?」などとおっしゃりながら、坦々と。

かくして、夜空の下で、大学トップと不肖ワタクシ(=現場の最底辺)との歩きながらの会談という、他所の大学ではありえない機会に恵まれた。大学の階層構造の中ではあまりに遠くて届かない本音とバカ話で、あっという間に多治見に到着。

総長先生曰く:
 「これみんなでワイワイやりながらだから歩けるけど、独りで歩いたら大変だよねえ。」

我が理学教室のお母さん、チタニ先生も、長男?テシマ先生も、多治見まで平気で歩かれ、帰って行かれた。ここで3人の理学教室チームは独りになってしまった。二人ともこのまま恵那まで行けそうな勢いだったので、ひっぱって行くべきだったか。

トライアスロンの連中は大会か何かで不参加。それが影響してか、引っ張る(というか先導のクラブ運営委員を煽る?)役が不在で今年の先頭集団は平和的かつゆっくりめだった。最強軍団不在の報を聞き、密かに狙い始めるグループもあったが・・・。

すっかり夜が明け、広い広い瑞浪を横断していると、道の両脇から地元の方々の暖かい声援をたくさん頂いた。マラソンのように、颯爽と去っていければカッコがよいのだが、こちらは「どーもー」と足を引きずりながらヨタヨタと離れていくしかないのだった。

足の裏が、地面に触れることを拒否し始める。

ゴール前、数百メートルはきつい登り坂である。一等賞を狙う連中は毎年ここを駆け抜ける。今年は坂のふもとで一旦ストップし、一緒になったエーベーブン(チーム名は『欧米か!?』だったか。)の学生たちと準備体操、なぜか撮影会(ゆうえんちのぬいぐるみの気分)、ののち、『勝負』した。遅れた仲間を励ますために駆け足で登ったり下りたりするヤツには感心したが、こちらは自分の事で精一杯・・・。申し訳ないが、とにかくゴールに近づくことだけ考えさせて頂いた。とても元気で仲のいい学生たち、先に駆け上がった者たちも戻って一緒に大騒ぎでゴールする姿を見て、いいなあと思った。

こういう人間たちが幸せになれないハズはないし、幸せになれない世の中を作ってはいけないね。

毎年これを実現してくださる学生課の方々、クラブ運営委員会のみんな、今年もありがとう。


2007/5/28 死のロード:

学会週間が終わって休講にさせて頂いた分の補講地獄が始まった。学会ではみなさんどんどん研究が進んでいて、おいて行かれてしまって少し焦っている。

今週末は恵那まで夜通し歩く『ナイトウォーク』に、今年も参戦するぜい!ボロボロになるぜい!!

そして大学時代の親友ツカちゃんことツカダ博士を招いての『地球ウォッチ・ミーティング』、本学1年生向けオムニバス『総合科目』講師×3、学生諸君を恐竜の時代に招待する野外教室バスツアー、小学生向け『ジュニアたんてい団なんでも実験隊』講師と、今学期も本学の地球科学を盛り上げていくぜい!

あ、野外教室(本学学生限定です)の方はまだ席に余裕があるのでコチラからどしどし(死語?)お申し込みくださいませ〜(「個人情報保護の観点から、頂いた情報は野外教室以外の目的では使用いたしませんですぅ〜」と毎回言うのは疲れる。どうにかしてくれこの法律・・・。)。
 2億5千万年前の地層に触れるゾー!
 恐竜博物館にタダ(大学もち)で入れるゾー!!
 ヒロト先生(引率)の歌がタダで聞けるゾー(それはないか)!?
こちらもやはり大学時代の親友で(トラヒコではないのに)トラヒコと呼ばれていた恐竜博物館のテラダ博士の全面協力つき。

友達がみんな助けてくれる。ありがたい。


2007/5/16 ゼミ:

今日のハナシは、フラクタルを知っている人限定。

今年は少人数のゼミをやらせていただきたくて、文科系の人も大カンゲイの「自然科学分野ゼミナール」という科目も担当させて頂いている。スケール不変性の説明もバッチリ納得してもらった上で、いざ海岸線のフラクタル次元を測ってみようというコトになり、今日はその作業の日。「自然界のカタチはlog-logプロットすると直線に乗るねー」ってとこまでは調子よかったのだが、「特徴的なスケールを持つ『円』は直線に乗らないからやってみな」と、続けてみたら、多くの人が直線に乗りだした・・・。そこで時間終了。気まずい・・・。

次回はちゃんと直線に乗らないことをコチラが示すレポートを作るハメに。

そんなこんなで毎回自分に発表の順番が当たっているような、奇妙なゼミになってしまっている。苦しい。でもけっこう楽しい。


2007/4/20 トシケン:

今日はトシケン学科の1年生しか選択できない特別な少数精鋭の『地球の科学A』の日。

帰りにみんなが

「ありがとうございました。」

とか、

「よろしくお願いします。」

とか言って『その日レポート』を出していってくれるようになった。あたりまえの事かもしれないけど、ちょっと感動したぜい。

全てはそこから始まるんだ。

トシケンの連中は、先輩たちも含めて、誤解もされやすいけれど『まっすぐ』な人間が多い。

胸張って卒業できる日まで、その調子でまっすぐ成長していってくれい。


2007/4/8 新学期:

午前0時を過ぎても、事務棟のキョームの窓から明かりが漏れている。

おびただしい数の学生たちの履修申告が終わったところ。来週の授業開始に間に合わせるため、今日は徹夜でデータの整理なのだろう。複雑極まりない履修要領・・・。アタマが下がるよ。現場の我々も、負けてはいられない。

春休み期間に無限の思索(あるいは脳の格闘技)に突入し、すっかり夜行性になったらしい向かいの数学者フチノさんの気配が・・・。お互い早起きがんばろう。


2007/2/9 成績評価:

終わった〜。700人の採点
「卒業がかかっている」とかで、しきりに点数を聞きに来て、おいらにプレッシャーをかけてくれた諸君、 終わったよ。聞きに来たまえ。ただし採点後の交渉は、一切なしだ。

今回は『その日レポート』と言って、毎コーギ終了間際に1枚のまとめをしてもらい、それも評価の対象にした。 おかげで期末試験を含めて8千枚の紙に目を通した(写真参照)。何度か紙で手を切った。 ためになった事といえば、いろんなフォントに即応できる目を養えたことくらいか。

終わってみればひとり10枚の立派なレポートが出来たわけだが、これをみんなに返却するために仕分ける元気は、 とてもナイ。 もし返してほしい人がいたら、9号館2階の工藤研究室に、自分の分を引っこ抜きにきたまえ。この場を借りて、アナウンスしておく。

今学期は人数に対して教室が狭く、ギューギュー詰めのクラスが出来てしまって、毎回苦情が出て申し訳なかったのだけれど、 なんとそのクラスの成績がすごくイイ。 早く教室に入らないと座れないという状況が、なぜか欠席を少なくする方向に働いて、最後のコーギまで、みんなしぶとく聞いてくれた。 同じ人数で巨大な教室を使ったクラスはゆったり聞けて、それはそれでよかったのだけれど、油断してしまった人、脱落してしまった人がちらほら。残念ながら、全員を持ち上げる力はありませんでした。ゴメン。

そう言えば先月、オジサンは40代に突入してしまったのさ。オジサンが子供のころ、40と言えばそれはもう立派なオジサンで、子供から見ると近寄りがたい別の種類の人間であったわけだが、いざオジサンがその年になってみるとなんの事はナイ。 大して成長していナイ。 ただその日から体のあちこちが痛い。首が回らない。肩が上りづらい。暗示に弱いところも成長していナイ。

ホッとしたのも束の間、来週締め切りの仕事を、まだ二つ抱えていて、気持ちは晴れない。忙しくなるのをカクゴで、明日は休暇をとってコドモとスキーに行くことにした。 雪、あるよね? 鷲が岳で暴走親子を見つけたら、声をかけてくれい。 すれ違ったあとで、「ちきゅうのかがく、ちきゆうのかがく・・・」とひそひそやられるのは、けっこうしんどい。


2007/1/26 イチジロー先生:

このホームページでは、『イチジロー先生』とお呼びしていた北村市次郎先生が研究室で倒れられ、亡くなられた。夕方たくさんの方々に見送られ、静かに大学を去って行かれた。

記録には残らない、見えない現場の仕事をたくさんこなされ、絶えず学生が相談に訪れ、「大変だ」などとは一言も漏らさず、ただこの大学の教養教育を本気で心配されていた。誰も代わりを務めることができない、この大学の現場には必要な、学生に支持された先生だ。第一報を聞きつけた学生が、最後の挨拶をさせてもらえるよう、申し出てきた。そういう先生だ。

この大学では超零細企業の、時々孤独な地球科学教育にも理解を示してくださり、いろんな会議でも援護してくださった。今年度は、学生のみんなを野外や博物館に連れ出して『地球』を体験してもらうバスツアーも実現してくださった。これから、少し心細いよ。

バスツアーの下見に、二人でドライブしたっけ。車の中で、イチジロー先生の学生時代、この大学のこれまでの歴史や理学教育の流れ、コーギの進め方の相談、私がここで地球科学教育を展開していく上での弱音も吐きつつの悩み相談・・・いろんな会話の中で、この『ほんわかした不思議なオッサン』のやさしさ、真面目さがわかった一日だった。これからもあの日を財産として持ち続けるよ。

「コーギはポエムである。」

とおっしゃった。学生に伝えるのに、たくさんしゃべりすぎちゃダメだ。吟味して吟味して、相手に伝わる一言を紡ぎ出せるかどうかが勝負だとおっしゃった。忘れないよ。

私が落ち込んでいるような時に、偶然のように、
迷路のような大学の「抜け道」を教えてくれた。
地球に関わる素朴な難題をふっかけてくれた。
学食のおすすめメニューを教えてくれた。

この大学にはこんな先生が居たんだという事を知らなかった人にも知ってほしくて、私が去年、二人目のコドモを授かった時、早速イチジロー先生から頂いたポエムを、私の独断で以下に紹介させていただきます。いいよね。


工藤 健 先生

生まれる?
子供が?
そうなんだ
忘れていたけど
工藤健は
そんな年代なんだ
子供と立ち会った?
なんか不自然に感じてしまうほど
意外に
人生に立ち向かっているんだと
知る

最近は
いかに死ぬか
どこまで生きたいのか
をみつめているので
メールに
戸惑いを感じて
理屈ではわからない
このギャップを
どのように埋めようか

がむしゃらに遊んで、叫んでいた子が
眠り込んで
腕の中でぐんにゃりしている姿に
無限なんだよねと囁く

結婚、誕生、新年をどう過ごしたらいいのか
ただ肉体労働で額に汗をながしていると
時がやすらかに過ぎていく

さまざまの事おもう彼岸のめーるかな

おめでとうございます

2006.3.21     きたむら

イチジロー先生、本当にありがとう。

イチジロー先生が見えなくなって、途方にくれている学生諸君がもしいたら、胸張って卒業できる道を一緒にさがそう。

※中部大学理学教室のホームページに北村先生追悼のページが設けられました。


2006年の『きまぐれコーギ日誌』はこちら

2005年の『きまぐれコーギ日誌』はこちら


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