理学教室 主任あいさつ

理学教室主任
宮島 佐介

これから理系、中でも工学部に進学しようかと考えている高校生諸君、中部大学工学部を選択し給え。なぜなら理学教室があるから。理学教室の面々は数学者、物理学者、化学者、地球科学者で構成され、多彩な内容の講義を用意しています。近年、地球温暖化を始め環境問題が深刻化しておりますが、理学教室でも、この問題を取り上げ、将来皆さんがこの問題について自ら考え、判断する力を与えます。次々生まれる新物質にどう対処したらよいかを判断する知識も与えます。さらに、これらを計算する数学、物理の入門も提供しています。オープン・キャンパスのときだけでなく、われわれはいつでも皆さんを歓迎します。中学や高校での授業で疑問に思うことがあれば質問に来てください。誰もが優しく対応してくれるはずです。

新入生の皆さん、当理学教室は皆さんに自然科学の諸科目の授業を提供する部門です。したがって、新入生の皆さんが大学に入ってきて、真っ先に教室でお会いすることになります。われわれ、理学教室のメンバーは数学、物理学、化学、地球科学の講義をして基礎知識や計算技術をお教えするだけでなく、自ら考えると言うことやその方法について教えていきます。皆さんのこれからの一生を左右するかもしれない大切な時期ですから、多面的に接しいろいろな相談にも乗っています。見学会やハイキングなども企画し、多方面での活動をしています。ぜひ本ホームページの以下の部分も見てください。
 他の教室とも連携してやっている総合科目の講義もまさにその方向で進めているもののひとつです。総合科目の進行役であるファシリティタは言わば担任の先生ようなもので、各学科には指導教授がいますが、もう一人相談相手が増えたと考えてください。授業で何か疑問な点が出たときは当然その担当者に聞くのが先でしょうが、なお突っ込んで聞きたい方には学習支援室が準備されています。数学、物理学の質問が多いので、この両科目の質問コーナーが常設されています(9号館1階)。中には先生に出された宿題を手伝ってもらうため現れる人がいるとも聞いています(宿題をやろうとしないよりはましか?)。
 さて、皆さんが専門課程に進んで、そこでのいろんな事実を真に(上っつらではなく)理解しようとすると、理学の基礎的な素養が必要になります。たとえば、半導体の性質を真に理解しようとすれば、電子の運動(物理学)を調べなくてはなりません。運動の解析には数学は切り離せません。また、その物質がどのような成分(化学)か、どこから産出したのか(地球科学)も重要な場合もあるでしょう。物が変わり、時代が進んでも基礎さえあれば対応は出来るのです。
 本当は大学4年間をかけて基礎能力をつけるのが理想なのです。目先だけの、寿命の短い技術だけを持って社会に出ることは本当は危険であることを知ってほしいと思います。理学教室は近い将来そのような希望を持つ学生さんにも対応して行きたいと考え、改造することも考慮しております。それには、多くの皆さんのそのような声が大きな力となります。そのようなお考えをお持ちの学生さんは理学教室の誰でも結構ですので、コンタクトを取り、更なる改革に向けて皆さんのエネルギーを貸して欲しいと考えております。


過去の主任あいさつ

2006年度